●透明度の高い強化ガラス製
吸灸治療器には、専用のガラス製吸着具を御用意しています。プラスチック製のカップと違い、煮沸や紫外線、消毒薬による殺菌が出来ますので、非常に清潔にお使い頂けます。消毒がきちんと出来ると言うことは、ご家庭での御利用は勿論、治療院でも安心してお使い頂けると言うことです。
ガラスカップと吸引弁を取り付けた状態でも120℃対応ですので、そのままでオートクレーブ消毒が可能です。

●分解洗浄
ガラス部分と吸引弁を分離、吸引弁も吸着部（ロクロ）、黒ゴム、内部のステンレスボールに分解できますので、メンテナンスも容易です。カップを洗浄する時にはガラスとゴムを分離してから行ってください。

●治療にあったサイズを選択
吸灸用吸着具のサイズは直径1cm〜10cmまでありますので、治療の場所によって使い分けることが出来ます。
背中一面の治療には5号カップが10個以上あれば便利です。小柄な方は4号でも良いかも知れません。 3号は腕や足首、2.5〜2号は手首の治療に使えます。1号は指の付け根といった細かな場所の治療を可能にしてくれます。実は、このような細かな治療は吸灸ならではの特徴でもあります。通常の吸玉では無理なカ所も、吸灸では治療が出来てしまうのです。
5号よりも大きな6〜7号は体格によって使い分けたり、8号と同じように腰全体の治療にも便利です。

●吸着具を洗う際のご注意
吸灸用吸着具はガラス部分とゴム部分（吸引弁セット）に分解出来ます。ガラスを洗浄する場合は、下写真ように分離してからガラス部分を洗浄・消毒して下さい。写真では左から吸着具ガラス、黒ゴム弁、ステンレスボール、ロクロと分解したところです。使用している間に内部（ステンレスボール）に汚れが付着すると、吸引が出来なくなることがありますので、ゴミなどの異物が詰まっている場合などは取り除いて下さい。水洗いも可能ですが、その場合は完全に水分を取り除いてからお使い下さい。
吸引弁内部のステンレスボールは、吸着圧を維持するための重要な部品です。この部品が入っていないと、吸引ホースを外すと吸着具が外れてしまいます。吸引圧を高くしても吸着具がすぐに外れてしまう時には、ステンレスボールが入ってないか、汚れが付着している事があります。掃除の際には、紛失しないように気を付けて下さい。
長年使用すると、ゴム部分は劣化します。部品はバラ売りをしていますので、使用状況に応じて交換して下さい。
吸着具のガラス部分と吸引弁を分離する時には、くれぐれも強く曲げたりしないで下さい。ガラス部分の首の所は細くなっている分、衝撃に弱いですので、強く曲げるとおれることがあります。ゴムの劣化などで外れにくい場合は、ぬるま湯につける等、外しやすくなってから分離させて下さい。

原材料	強化ガラス、ゴム、ステンレス、プラスティック
製造元	株式会社ジェイシーエヌ
使用上の注意	強い衝撃を与えると割れる可能性があります。 傷やヒビが入っている場合は使用しないでください。 その他、吸灸本体の取扱説明書をよくお読みになってからお使いください。