吸い玉施療について

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
東洋医学解説

私達が呼吸や食事、排泄を必要としているように、私達を作っている細胞そのものも呼吸や食事、排泄を必要としています。その細胞に酸素や栄養を運び、二酸化炭素や老廃物を回収しているのが血液(赤血球)です。
血液の流れ(血流)が悪くなると体内の細胞に酸素や栄養が不足し、不要なガスや老廃物が溜まって環境は悪化します。血液・血流は生命・健康を維持する細胞にとって欠かせない物なのです。

1.瘀血(お血)の解消こそ、病克服のカギ

健康な体内環境が美しい自然に囲まれた状態だとすれば、血流がとどこおった状態はまるでゴミ屋敷のような環境です。ゴミ屋敷のような状態では、有害物質だらけで体を不健康な状態へと向かわせてしまいます。
通常の血液は血管内をスムーズに流れています。ところが流れが悪くなったり、血管から出てしまって細胞間に留まってしまう事があります。東洋医学では体の一部にとどまって動かない異常血液を「瘀血(お血)」と呼び、多くの病気の原因と考えています。病原菌が原因とされる病気でも、瘀血があることで自然治癒力が低下して病原菌に負けて感染・発病するという病理論があります。いくら薬や手術で治療をしても、瘀血を解消しないと完治が出来ずに再発してしまうと考えられています。

瘀血は万病の元
瘀血は万病の元

2.吸い玉療法とは

吸い玉療法とはその名の通り、皮膚にカップ(玉)を吸いつける療法です。
皮膚を吸引することで、とどこおった血流を促進しながら、細胞の呼吸を助けます。老廃物や瘀血を皮膚近くまで吸い上げることで、深部よりも浄化作用の強い表面付近で浄化を助けます。
吸い玉療法をすることで体から臭いがしたり、皮膚に赤黒い色(色素反応)が出る事があります。これらは体内にとどこおっている老廃物や瘀血を排泄・処理している証です。これらをしっかりと排泄することで血液循環を促し、新鮮な栄養や酸素を細胞に届けることが出来ます。元気になった細胞や活性化された免疫力は、病気に負けない丈夫な体をつくります。吸い玉療法は体の大掃除をして、病気に打ち勝つ体内環境を作る療法です。

吸い玉のガス交換
吸い玉は皮膚内部のガス交換作用もあります。

3.吸い玉療法の色素反応

吸い玉を肌に吸着させると、肌に赤黒い色が出ることがあります。このような施療反応を色素反応と呼び、慣れないうちは多少の抵抗があるかも知れません。しかし色はいつまでも消えないわけではありません。通常なら4日〜1週間程度で消えますし、この色を出すことが施療効果をあげることにもつながります。施療を繰り返して健康になると、自然な健康色のうすピンク色になって、消えるまでの時間も短くなります。色素反応の色は、健康状態を教えてくれる目安になっています。
色素反応はとどこおった血液が多くなると、うすピンク色から赤黒い色に濃くなってきます。しかし全く色の出ない場合も良いというのではなく、虚血といって血液が足りない事や巡りが悪い事が原因の症状の場合もあります。
疲労物質や不要な物質の種類や程度も違いますし、血流がとどこおっている場所も異なります。そのため、同じサイズのカップで同じ時間施療したとしても、施療場所や人によって色素反応の出方が違います。状態がかなり悪い場合は色だけでなく、固くなったり、水ぶくれ(水疱反応)がまれに出る事があります。
瘀血や色素反応、水疱反応などについては東洋医学的見地だけでなく、複数の学会等でも研究発表が行われています。

吸い玉の治療反応
吸い玉施療を行うと皮膚表面に色や触感の違いで反応がでます。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*