2018年 8月 の投稿一覧

アミノ酸の基礎知識〜種類とはたらき

真空濃縮によるアミノ酸の濃縮

アミノ酸は、タンパク質をつくっている一番小さな成分です。19世紀末に炭水化物、脂肪、タンパク質の3大栄養素が生命維持のために必要だとされ、タンパク質を研究した結果、数種類のアミノ酸に分解されることがわかりました。

その後の研究において、アミノ酸はあらゆる生物のタンパク質に含まれることがわかり、最新のDNA研究でもアミノ酸が基本になっています。

アミノ酸を必要としない動植物はおらず、つまりアミノ酸は生命の一番大切な物質だと言えます。現在では自然界に存在するアミノ酸は500種類とも言われています。

私達の身体の60%は水分で、残りの40%はタンパク質、脂質、無機質、糖質です。

体内の水分バランス

私達の身体の60%は水分で、残りの40%はタンパク質、脂質、無機質、糖質です。40%のうち、タンパク質が最も多くて、体重の15~20%がタンパク質だと言われます。

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オルニチンとメチオニンは肝腎要(かなめ)なアミノ酸

真空濃縮によるアミノ酸の濃縮

「肝腎要(かんじんかなめ」とは聞き覚えのある言葉でしょう。
これは古くから健康に関することわざで「肝臓と腎臓は人体の要(かなめ)であり、最も重要な臓腑である」という言葉からきています。

かなめとは扇の骨組みをとじて合わせるときに打つ釘のことで、バラバラな骨組みを束ねて扇としての働きをするために最も重要なパーツのことです。
それが広い意味で「重要なこと」「大切な部分」として使われているのです。

人体で要に相当するパーツが肝臓と腎臓であり、体が機能をするためには最も重要な臓腑をあらわしています。

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