「肝腎要(かんじんかなめ」とは聞き覚えのある言葉でしょう。
これは古くから健康に関することわざで「肝臓と腎臓は人体の要(かなめ)であり、最も重要な臓腑である」という言葉からきています。
かなめとは扇の骨組みをとじて合わせるときに打つ釘のことで、バラバラな骨組みを束ねて扇としての働きをするために最も重要なパーツのことです。
それが広い意味で「重要なこと」「大切な部分」として使われているのです。
人体で要に相当するパーツが肝臓と腎臓であり、体が機能をするためには最も重要な臓腑をあらわしています。
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